共に民主党院内代表「国家報勲予算がその国の顔…先進国レベルに増やさなければ」=韓国
2023/06/06 21:00入力
パク・グァンオン(朴洸瑥)共に民主党(野党)院内代表が6日、ヒョンチュンイル(顕忠日、戦没者追悼の日)を迎え「国家報勲予算がその国の顔」と述べ、先進国レベルに増やさなければならないと強調した。
朴院内代表はこの日、自身のフェイスブックに「全体予算のうち、国家報勲予算の比重はドイツが3%、米国が2.5%レベルなのに、わが国は1%に留まっている」とこのように示した。
続いて「報勲予算を先進国レベルに増やし、最低所得保障、孤独死予防などのための医療インフラに集中的に投入しなければならない。特に報勲病院を我が国最高の医療機関にすることも必要だ」と強調した。
朴院内代表は「多くの国家有功者が社会と断絶した中、寂しく死を迎えている。最近5年間、無縁のまま亡くなった国家有功者は108人。脆弱(ぜいじゃく)階層の報勲対象者のうち、1人世帯は2万3000人で、平均年齢は71歳と高齢になっている。国のために犠牲になった方たちが経済的困窮と孤独死を心配しなければならない状況にある」と指摘した。
さらに「これは正義ではなく、10大経済強国の恥ずかしい自画像だ。国家有功者と報勲対象者の方たちが自尊心を守り、品位ある生活を送ることで真の報勲が実現できる」と強調した。