韓米の北朝鮮担当高官　１２日に対面協議へ＝衛星再打ち上げに対応

2023/06/09 17:39入力

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【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が軍事偵察衛星を再度打ち上げると表明している中、韓米の北朝鮮担当高官が来週、米ワシントンで北朝鮮問題での協力について話し合う。

　韓国外交部は９日、同部の金健（キム・ゴン）朝鮮半島平和交渉本部長と米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表が１２日にワシントンで協議を行うと発表した。両氏の対面での協議は今年に入って４回目となる。

　外交部によると、今回の協議で韓米は朝鮮半島情勢に対する評価を共有し、北朝鮮の相次ぐ挑発に関する対応策などを話し合う予定という。

　北朝鮮は先月３１日に軍事偵察衛星の打ち上げを試みたが失敗し、その後「可及的に早い期間内に２回目の発射を断行する」と表明。韓国側は北朝鮮が当初、５月３１日午前０時から６月１１日午前０時の間に打ち上げると予告していたことから１１日までに２回目の打ち上げを行う可能性もあるとみて、警戒している。

　韓米は北朝鮮が国連安全保障理事会（安保理）の決議に違反して衛星打ち上げを再び強行した場合に推進する制裁などについて話し合うとみられる。