1200匹の犬・猫を餓死させた60代「1匹当たり1万ウォン受け取る」=韓国
2023/03/31 19:00入力
1000匹以上の犬や猫を餓死させた60代が裁判にかけられた。
韓国のスウォン(水原)地検ヨジュ(驪州)支庁は31日、1256匹の犬・猫を故意に餓死させた疑い(動物保護法違反罪)でA容疑者(66)を拘束起訴した。
A容疑者は2020年2月から最近までペット繁殖農場などから「繁殖能力を失った犬や猫を処分してほしい」という要請を受けて、動物を連れて来て餓死させた疑いを受けている。
A容疑者は調査の過程で「処理費として1匹当たり1万ウォン(約1,000円)を受け取った」と供述したことが分かった。
この事件は今月4日、近隣に居住する住民が、居なくなった自分の伴侶犬をキョンギド(京畿道)ヤンピョン(楊平)郡のA容疑者の居住地で発見し、残酷な現場を警察に通報したことによって明らかになった。
警察は捜査初期に300~400匹程度の犬が死んだものと推定した。しかし、捜査が進行される過程でA容疑者の余罪が明らかになり、1256匹もの犬や猫が死んだことが把握された。
検察は17日に事件を警察から送致されて、関係者の調査、犯行現場の検証などを経て、A容疑者が初めて動物を引き渡されたときから殺そうとする故意性があったと判断した。