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韓国与党議員「尹大統領の『福島処理水、国民の理解求める』発言は全くなかった」

2023/03/31 07:34入力

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韓国与党“国民の力”のチョン・ジンソク(鄭鎮碩)議員は、共同通信に対し遺憾を表した。共同通信は最近、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が訪日当時、福島第1原子力発電所処理水の海洋放流について「韓国民の理解を求める」と発言したと報道した。チョン委員は「共同通信の報道は事実ではない」と主張し、遺憾を表した。

チョン議員はこの日、自身のフェイスブックに「今月17日、東京で菅義偉全首相と面談した席で、額賀福志郎日韓議員連盟会長が取り上げた福島処理水海洋放流問題について、尹大統領が『時間がかかっても韓国民の理解を求めていく』と発言したという日本のメディア報道は全く事実ではない」とつづった。

チョン議員は「(私は)尹大統領のすぐ隣で、面談の間同席していた」と説明し「まず、尹大統領がそのようなことを言ったことはない。むしろ尹大統領は『福島処理水問題はわが国民にとっては不安を感じざるを得ないことだけに、時間がかかってもIAEA(国際原子力機関)の管理下で、科学的かつ客観的な真相を正確に把握し知らせることが重要だ』と語った」と伝えた。

チョン議員は「その場に同席していた額賀会長は、自分の選挙区の問題を書いた内容を長ったらしく読んでいるので、私は心の中で『これは礼儀に欠くのではないか』と感じた。額賀会長の選挙区は福島から近い茨城県だ」と説明した。

つづけて「尹大統領は額賀会長の話が終わるや、断固とした口調で『福島処理水問題は、わが国民の健康と安全に関わる問題なので、科学的で客観的な検証過程が必ず必要だ』と強調し『客観的な韓国人の専門家を招請し、検証過程に参加させることも一つの方法だ』と語った」とつづった。

チョン議員は「私は尹大統領と日本人の参加者たちが交わした話を全て自分の手帳に記録した」とし「私は15年間、日刊新聞の社会部・政治部の記者、論説委員として働いたので、メモすることには長けている。額賀会長の話はあまりにも長いため、欠礼ではないかと思うほどであったが、全てメモした」と説明した。




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