韓国ニュース
政治 日韓関係 経済 社会/文化
IT/科学 スポーツ 北朝鮮 話題

保育園無償保育費用、3年間で21.3%引き上げ=韓国

2023/03/30 21:30入力

<拡大写真>

韓国で保育園無償保育費用算定根拠となる「標準保育費用」が3年ぶりに21.3%引き上げられる。

保健福祉部は30日に開かれた、2023年第2次中央保育政策委員会の審議を経て、0~5歳の「2022年標準保育費用」について、2019年に比べ平均21.3%引き上げたと明らかにした。

このような引き上げ率は、高い物価上昇率が全般的な項目に均等に反映された結果だと福祉部は説明した。

「標準保育費用」とは、保育園で乳幼児に一定レベルの保育サービスを提供するために必要な費用を意味する。保育料を含め、保育園に支援される無償保育費用の算定根拠として活用される。

満0~6歳の乳幼児220万人のうち、110万人(50%)が保育園を利用している。

2022年の標準教育費用(月単位)を年齢別に見ると、0歳児クラスは116万7000ウォン(約11万9,020円)、1歳児クラスは85万6000ウォン(約8万7,330円)、2歳児クラスは70万3000ウォン(約7万1,720円)、3歳児クラスは56万2000ウォン(約5万7,335円)、4~5歳児クラスは52万2000ウォン(約5万3,250円)である。

標準保育費用は、人件費、給食費、教材用具費、施設費、管理運営費で構成される。 50人規模の保育園で発生する総費用を児童数で割った費用だ。

今年初めて策定された障害児の標準保育費用は174万ウォン(約17万7,510円)だ。診断検査ツール、リハビリテーション用具、車椅子などの品目を含めた結果だ。

福祉部は、今後は3年ごとに値を限定せず、物価上昇率と賃金上昇分を反映し、毎年補正して発表すると明らかにした。

算定根拠は歳入・歳出項目、保育園の運営現況と教職員の経歴資料、支出実態調査、一部保育園に対する深掘り調査をもとに策定された。

イ・キイル福祉部第2次官は「現場の意見を反映し、科学的かつ合理的に算定された“2022年標準保育費用”が、出生率低下社会養育国家責任強化のための礎になるだろう」と明らかにした。




韓国・北朝鮮のニュースなら、ワウコリア・ワールド

Copyright(C) 2004-2024 AISE Inc. All Rights Reserved.