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同僚の女性公務員を殺害した男、二審で減刑=韓国

2023/03/30 17:14入力

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出勤途中に同僚の公務員を殺害した疑いで起訴され、一審で懲役30年を言い渡された男が二審で懲役20年に減刑された。

 30日午前、テグ(大邱)高裁第1刑事部はアンドン(安東)市庁の駐車タワーで女性公務員を凶器で殺害した疑いで起訴されたA被告(44)に懲役30年を言い渡した原審を破棄し、懲役20年を言い渡した。15年間の位置追跡電子装置の付着も命じた。

 A被告は去る5日午前8時56分ごろ、安東市庁の駐車タワー2階で出勤していた安東市庁の50代女性公務員B氏に凶器を振り回して死亡させた疑いで起訴された。

 A被告は安東市庁傘下機関の公務職職員で、かつて内縁関係だったB氏を執拗(しつよう)にストーキングし、このような犯行に及んだことがわかった。

 当時、A被告はB氏に「家庭が破綻した」、「前妻との関係を整理するから一緒に暮らそう」などのメッセージを送ってB氏と再会しようとしたが、B氏が「家庭を守りたい」と断ったことが明らかになった。

 賭博借金6億ウォン(約6100万円)のために毎日借金督促を受けていたA被告は、前妻のC氏(42)との関係を回復しようと試みたが、やはり失敗した。

 裁判所は「犯行当時、睡眠薬を服用して不安定な精神状態で犯行に及んだ点、捜査機関に自首した点などを総合すると、懲役30年を言い渡した原審刑が重すぎると判断される」と量刑理由を明らかにした。




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