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<卓球>男子はサムスン生命&女子はポスコインターナショナルが優勝=韓国プロ卓球チャンピオンシップ決定戦

2023/03/27 10:58入力

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韓国キョンギド(京畿道)スウォン(水原)市の卓球専用競技場スタジオTで開かれた「2023Dunamu韓国プロ卓球リーグ(KTTL)」男子の部コリアリーグチャンピオンシップ決定戦でサムスン生命が国軍体育部隊に3-0のスコアで完勝し、歴代チャンピオン戦最短ゲームで2022シーズンに続く2連覇を達成した。女子の部ではポスコインターナショナルが3日間劇的な3-2で勝利を収めて3位のミレー・アセット証券の激しい勢いを抑え、2年連続で女子プロ卓球のチャンピオンになった。

 韓国男子卓球の最強は、やはりサムスン生命だった。2年連続で国軍体育部隊を抑えてプロ卓球最強の座を守り、ソウルカップ(1986年ソウルアジア大会の男子団体優勝記念)として名高い優勝カップと優勝賞金5000万ウォン(約500万円)を手にした。また準優勝の国軍体育部隊は賞金2000万ウォン(約200万円)、プレーオフで負けを喫した韓国取引所は賞金1000万ウォン(約100万円)を獲得した。

 9勝5敗勝ち点34の2位で正規リーグを終えた国軍体育部隊がプレーオフで韓国取引所を抑えて上がった試合で、サムスン生命エースのチョ・デソンがキム・デソンを相手に1勝し、第2マッチのチョ・スンミンが逆転勝ちで国軍体育部隊の世界的なスタープレーヤーのチャン・ウジンを破って勝利を決めた。

 サムスン生命のダブルスは、今シーズン“負けなし”の無敵チームだった。2-0の完勝で男子コリアリーグの優勝はサムスン生命のものとなった。

 これにより、接戦が予想されていたチャンピオンシップ決定戦は、サムスン生命の圧勝で終わった。国軍体育部隊エースのチャン・ウジンが第4マッチに控えていたが、チャンスがなかった。プロ卓球ポストシーズンは正規リーグ上位チームが2連戦を行なって先に2勝したチームが最終的に勝利となるが、1回戦で2勝したサムスン生命がチャンピオンになった。最初のシーズン正規リーグとポストシーズンの総合優勝に続き、ことし2つ目のシーズンもサムスン生命が優勝カップを手にした。一方、最初のシーズンも正規リーグとポストシーズンで2位に終わった国軍体育部隊は今シーズンも残念ながら同じ結果となった。

 翌日行われた女子の部コリアリーグチャンピオン決定戦2回戦では、ポスコインターナショナルがミレー・アセット証券を3-2のスコアで制圧し、シリーズ成績2勝1敗を記録して2連覇を達成した。ポスコインターナショナルは今シーズンから新しい優勝カップとして作られたサラエボカップ(1973年世界選手権女子団体優勝記念)と優勝賞金5000万ウォン(約500万円)獲得。準優勝のミレー・アセット証券は2000万ウォン(約200万円)、3位のサムスン生命は1000万ウォン(約100万円)の賞金を手にした。

 ポスコインターナショナルが前日に続いて行われたフルマッチの接戦を劇的な逆転勝利で終えた。完璧なエースの役割を果たしたヤン・ハウンと若いキム・ナヨンの活躍が、エースのチョン・ジヒの負傷と3日連続の試合によってチーム全体の体力消耗の雰囲気がダウンしたミレー・アセット証券を圧迫した。

 第4マッチでチームが決勝まで進むのに大きく貢献したチョン・ジヒがヤン・ハウンに負け、ポスコインターナショナルの若手キム・ナヨンのパワーにシム・ヒョンジュは凡ミスを連発。キム・ナヨンの勝利で試合が終わった。

 これにより、ポスコインターナショナルの今シーズンの最終優勝が決定。2回戦フルセットまで行く激しい試合をしたので、優勝の喜びはさらに大きい。昨年の最初のシーズンも正規リーグとチャンピオン決定戦を両方優勝したディフェンディングチャンピオンのポスコインターナショナルが再びチャンピオンになった。

 残念ながら負けを喫したがミレー・アセット証券も格別な意味のあるシーズンになった。ミレー・アセット証券は昨年の最初のシーズンは最下位。今シーズンも序盤は不振だったが、チョン・ジヒを迎え入れた第2ラウンド以降、徐々に上昇し、第4ラウンドに土壇場で劇的なプレーオフ進出を果たす底力を見せた。ミレー・アセット証券は、サムスン生命とのプレーオフ、ポスコインターナショナルとのチャンピオン戦まで4試合全てがフルマッチの接戦に持ち込んで、3勝1敗となる名勝負を繰り広げてきた。正規リーグで3位、ポストシーズンで準優勝という成績を収め、来シーズンの土台と作ったシーズンとなった。

 プロ卓球は今月26日から再び男女ナショナルリーグの正規リーグが始まり、5月10日まで行われる。




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