韓国ニュース
政治 日韓関係 経済 社会/文化
IT/科学 スポーツ 北朝鮮 話題

借金を踏み倒す目的で...殺害後に「京仁アラベッキルに遺棄」した40代男、懲役35年=韓国

2023/03/24 18:42入力

<拡大写真>

韓国のキョンイン(京仁)アラベッキルで債務関係だった知人を殺害した後、遺棄した40代の男性が重刑を言い渡された。

西部地裁は24日、強盗殺人と窃盗、麻薬類管理に関する法律違反の疑いで起訴されたA氏(41)に懲役35年を言い渡し、位置追跡の電子装置を10年にわたって装着することも命令した。

裁判所は債務免脱を目的に睡眠剤であるゾルピデムを使用して犯した殺人に対して、すべて有罪と認定した。第一審裁判所は「被害者の体からゾルピデムの成分が検出されたが、被害者自らゾルピデムの処方を受けたことはない」とし「被告人がゾルピデムの処方を受けたのは明白だ」と判断した。続けて、「普段の被害者の酒量・行動に照らして見れば、被告人が被害者にゾルピデムを使用したのが正しい」とした。

また、裁判所は「被告人が被害者から投資金の名目で5,800万ウォン(約580万円)を交付され、これに収益金を加えて1億2,000万ウォン(約1,200万円)を支給しようとした事実が確認される」とし「返済を約束した日の直前に犯行が行われ、債務免脱以外の殺害動機はない」と判断した。

A氏は裁判の過程で殺人と窃盗の疑いに対しては認めながらも、債務を避ける目的で殺人を犯したのではなく、ゾルピデムを使用したこともないと否認してきた。

これに先立ち、A氏は昨年9月、債務関係によってもめていた知人にゾルピデムを飲ませた後、キンポ(金浦)市の京仁アラベッキルに連れて行って鈍器で殺害し、遺体を遺棄した疑いを受けている。警察は同月、水中に遺棄された被害者の変死体を発見して、逃走しようとしたA氏を2日後にキョンサンナムド(慶尚南道)コジェ(巨済)で逮捕した。A氏は同年10月に拘束の状態で起訴された。




韓国・北朝鮮のニュースなら、ワウコリア・ワールド

Copyright(C) 2004-2024 AISE Inc. All Rights Reserved.