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新型核水中攻撃システムと核空中爆発実験実施  金正恩氏が立ち会い=北朝鮮メディア

2023/03/24 07:56入力

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【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は24日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)立ち会いの下、21日から23日までに「核無人水中攻撃艇」の水中爆発実験と戦略巡航ミサイルの核弾頭空中爆発実験を実施したと報じた。

 「核無人水中攻撃艇」については新たな水中攻撃核兵器システムに対する実験だと伝えた。核無人水中攻撃艇は21日に東部の咸鏡南道の沖合での訓練に投入され、水深80~150メートルの海中を約59時間潜航して23日午後に敵の港を想定した島に到着し、実験用の先頭部を水中爆発させたという。

 同通信は実験で信頼性と安全性が検証されたとしたうえで、「致命的な打撃能力を完全に立証した」と主張。新型の核無人水中攻撃艇を「秘密兵器」と呼び、朝鮮労働党第8回党大会から2年間・50回にわたる実験を経て最終実験を実施したと伝えた。

 核無人水中攻撃艇の使命は密かに敵の作戦水域に潜航して水中爆発で超強力な放射能の津波を引き起こし、敵の艦船集団と主要な作戦艇を破壊することだと伝えた。

 一方、同通信は22日に戦略巡航ミサイル部隊が戦術核攻撃任務に熟達するための発射訓練を実施したと報じた。咸鏡南道・咸興から戦略巡航ミサイル「ファサル(弓)1」と「ファサル2」を2発ずつ発射して目標に命中させたという。楕円や8の字を描きながら、それぞれ1500キロ、1800キロを飛行。高度600メートルでの核弾頭空中爆発実験も実施したという。





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