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日韓GSOMIA正常化、尹大統領の宣言で韓国国防省が手続きに着手

2023/03/18 04:36入力

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韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領が、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の正常化を宣言した翌日の17日、韓国の国防省がこれに必要な手続きに着手したことが明らかになった。

 韓国政府の関係者によると、同省はこの日の午後、同国の外務省にGSOMIAの正常化に必要な手続きを進めてほしいという趣旨の公文を送ったという。韓国の外務省は近々、正常化の内容を盛り込んだ公文書を日本側に送付する見通しだ。

 2日間の日程で日本を訪問した尹大統領は、16日の両国首脳会談後、「先ほど(日韓)首脳会談でGSOMIAの完全正常化を宣言した」と発表した。

 2016年に締結されたGSOMIAは、北朝鮮の弾道ミサイルと関連して日韓が情報を交換するための協定だ。主に両国間に飛ぶ弾道ミサイルに対して、韓国は発射時刻、日本は弾着時刻の探知が有利であるため、互いに情報を交換することが有益になる側面がある。

 韓国の前政権は、日本が元徴用工の賠償判決を契機に、2019年7月に韓国に対する輸出規制を断行したと見て、翌月の8月にGSOMIAの破棄を日本側に通告した。その後、失効前に破棄通告の効力を停止すると伝達している。

 現在、GSOMIAの機能は正常に回復し、両国の情報交換は行われている。ただ、協定の法的地位が不安定な状態であるため、GSOMIAの法的地位を明確にすることに意味があると国防省では説明している。




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