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尹大統領「元徴用工問題の解決、国民のための大局的決断」…「日本も行動せねば」

2023/03/16 12:56入力

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韓国のユン・ソギョル(尹錫悦)大統領は、日韓首脳会談を控える中、日本メディアに対し「元徴用工問題の解決は、韓国政府が国民のため大局的次元で下した決断だ」とし「日本も行動に乗り出さなければならない」と強調した。

尹大統領は、朝日新聞・毎日新聞・日本経済新聞が16日に一斉報道した書面でのインタビューで、今月6日に韓国政府が発表した元徴用工賠償解決案について「1965年の国交正常化当時の合意と2018年の韓国大法院(最高裁)の判決を、全て充足させるため努力した結果だ」と語った。

つづけて「日本でもこのような考えに呼応し『歴代内閣の歴史認識をぶれることなく継承し、未来志向的な韓日関係を築いていこう』という意見を表明した」とし「それに見合った適切な行動があることを期待する」と語った。

また「対立と反目を超え、未来に向けた歴史的機会の扉を開くため、両国はともに努力しなければならない」として、元徴用工問題解決のための日本側の努力を求めた。

対韓輸出規制の解除については「3年間中断されている政策対話の再開を通じて、輸出規制問題の合理的解決策がすみやかに導き出されることを期待する」と語った。

北核脅威については「(核開発を止めようとすれば)北朝鮮の核開発の意志よりも、非核化のための国際社会の意志がより強いということを示す、強力な外交的・経済的・軍事的措置を持続的にとっていかなければならない」と強調した。

つづけて「そのためには、自由や人権・法治主義など普遍的価値を共有する韓米日3か国間の協力が必要だ」とあらためて力説した。尹大統領は、日米韓の安保協力について「より包括的かつ戦略的に深化させていく」と語った。

また尹大統領は「16日に東京で開かれる岸田文雄首相との日韓首脳会談後、シャトル外交の再開など首脳間の交流が活性化することを願う」と期待感をにじませた。

尹大統領は「これから岸田首相と、形式や時期にとらわれず幾度も意思疎通することを希望する」とし「特に問題が起きた時は、幾度も互いに訪問して意見を交わす機会があることを望む」と語った。

つづけて「普遍的価値を共有する日本は、安保・経済・科学技術など様々な分野において協力するパートナーだ」とし「韓日の未来志向的協力は、両国はもちろん世界全体の自由・平和・繁栄に貢献することを確信する」と付け加えた。




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