共に民主党最大の集まり、ザ・未来｢全面的な人的刷新が必要…李在明代表に決断を要請｣＝韓国

2023/03/15 21:57入力

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イ・ジェミョン（李在明）共に民主党（野党）代表が15日、党内最大の議員の集まりである‘より良い未来’（ザ・未来）と懇談会を開き、最近の党内懸案について議論した。ザ・未来の所属議員たちは、李代表に全面的な人的刷新を要請した。

国会議員会館で行われたこの日の懇談会は、ザ・未来が李代表に最近、党内の対立を収拾するための革新課題を伝えるために設けられた。

ザ・未来はで現役議員50人ほどが所属する党内最大の集まりで、主要政治懸案や政策問題が浮上するたびに独自の声を出してきた。

ザ・未来所属の計28人の議員が参加した懇談会は2時間以上続いた。

ザ・未来代表のカン・フンシク（姜勲植）議員は懇談会後に記者たちと会い「国民からより多くの信頼を得るために疎通、省察が必要だということで意見が一致した。そのために全面的な人的刷新が必要だと（李代表に）伝え、李代表の決断を要請した」と述べた。

人的刷新の具体的範囲に関しては「政務職や任命職などを（分けて）申し上げるのは適切ではない。李代表が判断するだろう」と付け加えた。

姜議員は「（人的刷新の）期限は決めていないが、現在の党の状況はもう少し革新され、変化する姿を早く見せるべきではないかという話があった」と説明した。

また「代案政党として新しいビジョン、実践アジェンダを作っていかなければならないと言った。過去の『ニュー共に民主党プラン』『ニューパーティー委員会』を参考にして『第2の共に民主党プラン』を作り、国民に革新かつ近づく姿を作らなければならないと申し上げた。ザ・未来は党代表と共に力を合わせて実践していくことにした」と明らかにした。

姜議員は「李代表に対する2次逮捕同意案が来る場合、どうするか」との質問には「ザ・未来は団結して進む。（懇談会で）そのような議論は特にしなかった」と述べた。

この日の懇談会では、党内の疎通を強化し、共通分母を育てるべきだという意見が提示されたと姜議員は伝えた。

‘大量離脱票’が発生した李代表逮捕同意案表決結果に関し、物足りなさと原因診断などの言及も出たという。

李代表は懇談会後、記者たちと会い「記憶に残る苦言があったのか」との質問に「苦言もあり、甘言もあった。人の言うことはみんなそうではないか」とだけ答えた。

これに先立って行った公開冒頭発言で、李代表は「最近、（議員たち）1人ひとりに会って聞いた結果、党指導部と議員たちの間に実線ではないが、点線のようなものが敷かれている感じだ。疎通が十分ではないという感じが強かった」と述べた。

続いて「政党の本質は多様性であり、その多様性がシナジーの源泉である。違いというのが討論と集約を通じて新しい価値と政策を作る重要な源泉という考えだということに変わりはない」と強調した。