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新型コロナウイルスにより休止していたクルーズ船運航、3年ぶりに国内に入港=韓国報道

2023/03/13 07:01入力

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海洋水産部は、13日に旅行客約500人と乗務員約300人が搭乗したクルーズ船MSアマデア号がソクチョ(束草)港に入港すると明らかにした。旅行客が乗ったクルーズ船の韓国国内への入港は、2020年2月に新型コロナウイルス中央事故収拾本部が入港の制限措置を取って以来3年ぶりのことだ。

3年ぶりに韓国に錨(いかり)を下ろしたクルーズ船のMSアマデア号は約2万9000トンクラスで、ドイツのフェニックスライゼン社が運営し、乗務員を含め約800名の搭乗が可能だ。

海洋水産部はMSアマデア号の束草への入港をはじめ、今年約160回のクルーズ船の国内への入港を予想している。2月末の時点でプサン(釜山)に90回、チェジュ(済州)に50回、インチョン(仁川)に12回、ソクチョ(束草)に6回の入港が予定されている。

韓国政府は2022年10月、クルーズ船入港再開の発表後、クルーズ船が円滑に入港できるよう、クルーズ船の寄港地を管轄する地方海洋水産庁、地方自治体、港湾公社などとともにクルーズターミナル施設と主要な観光地などの点検を行った。

また、「第2次クルーズ産業育成基本計画」に基づき、2027年に外国人観光客を年間50万人誘致することを目標に、環黄海圏、環日本海圏、フライアンドクルーズなど多様な路線のクルーズ船の誘致活動を展開する予定だ。

海洋水産部とカンウォンド(江原道)、束草市は3年ぶりのクルーズ船入港再開を記念するため、束草港国際クルーズターミナルでMSアマデア号入港歓迎行事を開催する。行事には海洋水産部のソン・サングン次官、江原道のキム・ミョンソン行政副知事などが参加し、1番目に下船した観光客に花のネックレスなどを贈呈する。

ソン次官は「3年ぶりのクルーズ船の入港再開と観光客の訪韓が、新型コロナウィルスの影響により停滞していた地域経済の活性化に役立つと期待している」と述べ、「輸出と内需を合わせた有望な海洋産業であるクルーズ産業が、旅行収支の改善を通じて国民経済全般にも大きく寄与するだろう」と述べた。



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