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韓国野党報道官「日本の侵略はわれわれのせい?」…「尹大統領の歴史観、疑わしい」

2023/03/02 08:37入力

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韓国野党“共に民主党”(民主党)は、ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領の3・1節の記念の辞について「歴史観が疑わしい」と猛非難した。

民主党のキム・ウィギョム(金宜謙)報道官は、去る1日の会見を通じて「韓日の間で解決できていない宿題が積み重なっているにもかかわらず、記念の辞の内容は貧相なことこのうえなかった。真剣さも誠意も感じられなかった」と非難した。

またキム報道官は「大統領になって初めて迎えた3・1節なのに、歴代のどの大統領も3・1節をあのように軽く考えたことはなかった」と語った。

つづけて、尹大統領が “日本はかつての軍国主義侵略者から協力するパートナーになった”と発言したことを問題視し「これが本当に大韓民国の大統領の記念の辞なのかと思う」と批判した。

キム報道官は「『日本は重要な協力の相手だ』ということがわからない人はいない。しかし『日本が過去の軍国主義の亡霊を生き返らせ、虎視眈々(こしたんたん)と狙っている』ということもまた、知らない人はいない」とし「『普遍的な価値を共有する協力パートナー』は、率直な謝罪と責任を負う姿勢が前提となってこそ初めて可能となる」と強調した。

つづけて「日本が朝鮮人たちを戦場に坑道に慰安所に強制動員したことは、いまだふつふつと沸き上がっている痛みであり、日本はこの傷の上にさらに傷を負わせている」とし「しかし尹大統領の記念の辞だけをみると、この傷はすでにきれいに癒えてしまっているかのようだ」と語った。

さらにキム報道官は、尹大統領が “われわれは世界史の変化に対してきちんと準備できなかったことで、国権を失い苦痛を受けたわれわれの過去を振り返らなければならない”と語ったことについて「日本の侵略をわれわれのせいにするような口ぶりであり、植民支配を正当化する論理だ。『植民地近代化論』のような詭弁がみえる」と批判した。




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