国連安保理の「北ICBM会議」…中露により “成果なく”終了
2023/02/21 07:18入力
北朝鮮がICBM(大陸間弾道ミサイル)と推定される長距離弾道ミサイルを発射した直後、この問題を論議するため召集された国連安全保障理事会(安保理)公開会議は、特別な成果なく終了した。
20日(現地時間)米ニューヨークの国連本部で開かれた安保理会議で、米国や日本・韓国など西側諸国たちは、最近の北朝鮮による度重なる弾道ミサイル挑発を最も強い用語で糾弾し安保理次元の公式対応を求めたが、中国とロシアは「北朝鮮のミサイル発射は、米韓合同軍事演習に対する正当な反応だ」として北朝鮮を味方した。
リンダ・トーマスグリーンフィールド米国連大使はこの席で「安保理議長声明をあらためて発議する」として再推進を宣言した。
この日の会議は、北朝鮮による去る18日のICBMと推定される弾道ミサイル発射と20日の短距離弾道ミサイル2発の発射直後に召集された。