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韓国外相「安保理が団結・対応せねば」…国連事務総長「北核実験は国際情勢に “決定的打撃”」

2023/02/02 11:25入力

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韓国のパク・チン(朴振)外相は1日(現地時間)米ニューヨークで、国連のアントニオ・グテーレス事務総長をはじめとした国連安全保障理事会(安保理)理事国の大使たちに会い「北朝鮮の挑発に対する安保理の団結した対応が必要だ」と強調した。

これは、北朝鮮の度重なる挑発にも安保理常任理事国である中国とロシアの拒否権行使により追加の対北制裁がその都度霧散してしまう状況を指摘し「2024~25年任期の安保理非常任理事国に韓国が進出しなければならない」という当為性を訴えようとする外交的動きだとみられる。

パク外相はこの日の午後、ニューヨークの国連本部でグテーレス事務総長と面談し「北朝鮮の度重なる挑発に対し国際社会が団結し、一貫したメッセージを発信し続けなければならない」と強調した。

グテーレス事務総長は昨年10月、北朝鮮が中距離弾道ミサイル(IRBM)を発射したことについて「無謀な行動であり、安保理決議の違反だ」と糾弾した。パク外相はこのことを言及し「国際社会が安保理対北決議を徹底して履行し、協力を強化するための国連の持続的な役割と、ドローン領空侵犯など複合的な脅威に対し関心を持ってほしい」と求めた。

これにグテーレス事務総長は「北朝鮮のさらなる核実験は、地域および国際情勢に決定的な打撃をあたえるものだ」として、朝鮮半島の持続可能な平和達成のための韓国政府の努力に対する支持をあらためて示した。

今回の面談に先立って、パク外相は安保理理事国の駐国連大使たちと「朝鮮半島問題に関する安保理理事国招請昼食懇談会」を開催した。




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