韓国ニュース
政治 日韓関係 経済 社会/文化
IT/科学 スポーツ 北朝鮮 話題

「故意に性能低下」iPhone使用者らがアップルに損害賠償請求…1審は「敗訴」=韓国

2023/02/02 11:51入力

<拡大写真>

「アップル」が旧型のiPhoneソフトウェアをアップデートすることで性能を意図的に低下させたにもかかわらず、これを知らせなかったとし、韓国の消費者らが集団訴訟を起こしたが、敗訴した。

ソウル高等裁判所は2日、iPhone利用者9851人がアップル本社とアップルコリアを相手に起こした127億ウォン(約13億円)台規模の損害賠償請求訴訟の宣告期日で原告敗訴の判決を下した。

アップルが故意に性能を低下させたことが物議を醸したのは2017年上半期にさかのぼる。当時、アップルは旧型のiPhoneソフトウェアをアップデートすることで、利用者への公知なくバッテリー使用期間によりCPUの性能を低下させたとの疑惑が提起された。

アップルはiPhone6・6S・SEの急な電源遮断を防止するため性能低下機能を導入したものだと釈明したものの、海外利用者らの訴訟が始まり、韓国の消費者らも2018年に訴訟を起こした。

アップルを相手とした類似の趣旨の訴訟が相次いで提起され、原告だけで9851人、請求した損害賠償金の規模は127億ウォン台に達する。

消費者らはアップルが新型のiPhoneの販売量を増やすためiPhone運営体系のアップデートを口実に旧型のiPhone機器の性能を故意に低下させたとみている。

一方、この事件を審理した裁判部は当初、先月19日に1審判決を宣告する予定だったが、「検討が必要」と1度延期し、きょう宣告が行われた。




韓国・北朝鮮のニュースなら、ワウコリア・ワールド

Copyright(C) 2004-2024 AISE Inc. All Rights Reserved.