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“ビッサム実所有疑惑”カン・ジョンヒョン氏、拘束…「証拠隠滅・逃走の恐れ」=韓国

2023/02/02 09:44入力

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韓国検察が暗号資産(仮想通貨)取引所「ビッサム(bithumb)」の関係会社の経営陣の横領疑惑を捜査している中、bithumbの実所有者疑惑をもたれている実業家カン・ジョンヒョン氏(41)が拘束された。

 2日、法曹界によると、ソウル南部地裁クォン・ギマン令状専担部長判事は特定経済犯罪加重処罰法上の横領・背任、資本市場法上の詐欺的不正取引容疑をもたれているカン氏と職員A氏に対して「逃走と証拠隠滅の恐れがある」として、拘束令状を発付した。別の職員B氏の令状は棄却された。

 前日午前10時30分、拘束前被疑者審問(令状実質審査)に先立ち、裁判所に到着したカン氏は「株価操作容疑を認めるのか」という取材陣の質問に「誠実に臨む」と述べた。

 カン氏は最近、女優パク・ミニョンと熱愛説が出た人物で、妹のカン・ジヨン氏と共謀して会社資金を横領したり、株価を操作した疑惑をもたれている。カン氏がビッサムの実所有者という疑惑が提起され、関係会社横領事件の核心人物として名指しされた。

 ビッサムホールディングスの筆頭株主は持株34.22%を保有しているビデント(vidente)で、ビデントの筆頭株主はインバイオジェン(INBIOGEN)、インバイオジェンの筆頭株主はバケット・スタジオ(BUCKET STUDIO)だ。妹のカン・ジヨン氏はこのうち、インバイオジェンとバケット・スタジオの代表取締役を務めている。

 検察は昨年10月、ビデント、インバイオジェン、バケット・スタジオの家宅捜索をしてカン・ジョンヒョン氏に対する出国禁止措置を下した。その後、カン氏を被疑者として2度呼んで取り調べをして、先月25日にカン氏ら3人に対して拘束令状を請求した。




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