北朝鮮｢核には核…米国の軍事的企図に超強力対応する｣

2023/02/02 08:06入力

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米韓空軍が米戦略資産の展開の下、2023年に初の連合空中訓練を実施した中で、北朝鮮は「米国のいかなる軍事的企図にも『核には核、正面対決には正面対決』という原則に従って超強力対応する」と明らかにした。

　北朝鮮外務省報道官は2日、朝鮮中央通信を通じて発表した談話で、最近の米韓国防長官会談でオースティン米国防長官が「戦略資産をさらに多く展開する」と明らかにした点を取り上げ、このように述べた。

　報道官は「朝鮮民主主義人民共和国は米国とその追従勢力が企んでいるいかなる短期的および長期的なシナリオにも対処できる明白な対応戦略を持っており、圧倒的な核力量で現在と未来の潜在的な挑戦を強力に統制管理していく」と述べた。

　さらに「米国は最も極悪非道な対朝鮮敵対政策を追求しながら、厚かましくも対朝鮮敵対意図がないという欺瞞的な看板を掲げ、韓国との対話を提唱して時間を稼ごうとしている」とし「朝鮮民主主義人民共和国は米国が敵対視政策と対決路線を追求する限り、米国とのいかなる接触と対話にも興味がない」と強調した。

　同日の談話は、米韓空軍が米国戦略資産の展開の下、今年初の連合空中訓練を実施してから1日足らずの時点で出された。前日開始された訓練は、韓国空軍F35A戦闘機と米空軍B-1B戦略爆撃機、F22・F35B戦闘機などが参加し、黄海上空で施行された。