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中国、韓国からの入国者に対し規制強化

2023/02/01 21:32入力

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中国政府が韓国に対し、入国強化措置を通じて、韓国政府を圧迫している。これに韓国防疫当局はコミュニケーションを図り、解決しようという方針を明らかにした。

1日、チュンブク(忠北)疾病管理庁で行われた新型コロナウイルス中央防疫対策本部定例会見で、イム・スクヨン中央防疫対策本部状況総括団長は「外交部(外務省に相当)を通じて、中国側に韓国の防疫措置について説明している」とし「持続的にコミュニケーションを図る」と強調した。

中国政府は、この日から韓国発中国到着の直航便搭乗客を対象に、PCR検査を義務化している。この検査で陽性と判定されれば、自宅またはホテルでの隔離を実施する予定としている。

中国は先月8日、防疫緩和により国境を再解放し、海外入国者の到着後、PCR検査や隔離指針など入国規制を廃止した。現在、航空機搭乗前48時間以内にPCR検査のみ維持している。しかし20余日ぶりに韓国からの入国者に対し、到着後検査を復活させたのだ。

これは防疫当局が、ことし1月末に予定していた中国人短期ビザ発給中止措置を2月まで延長するとしたことに対する報復措置と評価されている。ことし1月初め、中国からの入国者に対する航空機搭乗前後のPCR検査を義務化し、中国人の短期ビザ発行を中断した時も、中国政府は同月10日から韓国人の短期ビザの発行を中断した。

解決の糸口はいつ頃解けるのか?ハン・ドクス首相は先月30日、中央防疫対策本部の発言から「中国からの流入感染者が、許容範囲内と判断できれば、今月末(1月)前でも短期ビザ発給に対する制限を緩める」と述べたことがある。

結局、中国から入ってくる感染者規模次第となる。先月2日から31日まで一か月間、短期滞在外国人入国者は4万3304人で、短期滞在外国人検査者8167人のうち757人が陽性と確認された。確率9.3%で、依然として10人のうち1人近くが感染者と判明しているのだ。

イム団長は「陽性率が初期(確率20~30%)に比べて大幅に減少したのは、入国前後の検査を2回にしたことに対する効果が非常に大きかった」とし、現在の入国者防疫状況を成功的に評価した。続いて「中国の春節により、大規模な人口移動があった。その影響がまだ全面的に現れていない状態なので、その影響について調べなければならない」と述べた。




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