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中国当局 韓国からの入国者にコロナ検査も自国民は除外

2023/02/01 15:09入力

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【北京聯合ニュース】中国当局は1日から、韓国からの入国者を対象にした新型コロナウイルス検査を予告通り実施しているが、中国国籍の入国者は検査対象から外していることが分かった。

 韓中間の航空路線事情に詳しい複数の消息筋によると、中国の防疫当局はこの日午前(現地時間)、延吉、南京、杭州などに到着した韓国からの旅客機の乗客に対しPCR検査を実施した。

 中国は1月31日、韓国から中国への直行便の乗客を対象に2月1日から入国後の新型コロナ検査を実施すると発表しており、これを実行に移したことになる。消息筋はただ、当局が韓国人を含む外国籍の乗客に対してのみ検査を行ったと伝えている。

 中国政府は先月初め、入国者全員に対するPCR検査を廃止した。その中国が韓国からの入国者に対してのみ検査すると決めたのは、韓国が中国からの入国者を対象に検査を実施していることに対する「相応の対応」と受け止められた。

 だが、中国当局が韓国からの入国者のうち自国民を検査対象から外したことで、今回の措置が防疫強化のためのものではなく韓国への報復措置であることを明確に示したといえる。韓国は現在、中国からの入国者に対し国籍を問わず検査を実施している。

 韓国政府は中国での新型コロナ感染急拡大を受け、先月2日から中国内の韓国公館を通じた観光用の短期ビザ(査証)発給を停止した。また、中国からの入国者に韓国行き航空機の搭乗前に新型コロナ検査の陰性証明書の提出を求め、入国後のPCR検査を義務付けた。これに対し、中国政府は韓国人への短期ビザ発給を停止するなどの措置を取った。

 韓国政府は先ごろ中国人へのビザ発給制限を2月28日まで延長すると発表し、中国は韓国からの入国者に対する新型コロナ検査という対抗措置を打ち出した。





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