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江南のアパートでおのを?…ありえない警備員パワハラの実態=韓国

2022/12/16 09:38入力

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13日、韓国ソウル・カンナム(江南)のあるマンションで50代の入居者がおので警備室の窓と什器を壊すなど暴れ、警察に立件される事件が発生した中、これを目撃した警備員A氏は「管理事務所が廃家具を3~4週間放置するなど、仕事をまともにしていないというのが理由だ」と話した。

 15日、ニュース1によると、午前3時におのを持って暴れる姿を目撃したA氏は「ここのマンション団地に約1万5000人が住んでいるので、いろんな人がいる。パワハラが非常に多い」としてこのように話した。

 これに先立ち、50代の入居者B氏は普段からゴミ問題に不満を持っており、マンションのリサイクル場にあった家具を引き出してきて、おので壊して乱暴を働いた。30分以上暴れていたB氏は、警察が出動するとおのを素直に渡した。

 現場に居合わせた住民たちは、このような猟奇的な暴動に当惑している様子だ。

 犬の散歩に出ていた50代アパート住民のチョン某氏は「家におのがあることに驚いた」として「リサイクル場に放置されたゴミのせいで気分が悪かったというけど理解できない」と話した。

 60代住民のキム某氏もゴミ問題は一度もなかったとし「(廃家具を)出した人が間違っているのに、なぜ関連性もない警備員に乱暴を働くのか分からない」と話した。

 近隣アパートで勤める60代警備員キム某氏は「以前のように『私のカネで生きてるんだろ』と暴言する住民は大幅に減った」としながらも「減ってはいても、なくなったわけではない」と苦々しさを表わした。

 専門家たちはこのような警備員蔑視文化を根絶するためには昨年改正されたいわゆる「警備員パワハラ防止法」である共同住宅管理法に伴う厳重な処罰が必要だと強調した。




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