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大韓貿易投資振興公社、タイで「デジタルヘルスケア革新カンファレンス」開催

2022/12/08 12:28入力

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大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は去る7日から2日間、ネイバークラウドと共同でタイ・バンコクで「デジタルヘルスケア革新カンファレンス(DHTC)2022」を開催したと明らかにした。

 今回のイベントは国内中小情報通信技術(ICT)企業の海外進出支援のためのKOTRA・ネイバークラウド協業事業として行われた。成長性が高く評価されるタイのデジタルヘルスケア市場で韓国企業の進出機会を多角的に拡大するためにことし8月に続き、2回目が開かれた。

 今回のカンファレンスでは「デジタルウェルビーイング」をテーマにKOTRA、タイ保健部、大学病院などの関係者が講演者として、両国のデジタルヘルスケア産業動向と遠隔診療、人工知能(AI)診断、医療データサービスなどICT基盤ヘルスケア分野の最新技術を発表した。カンファレンスには50余りの病院の関係者など、およそ300人が参加した。

 一緒に行われたパートナーシップ相談会ではネイバークラウドが主管企業として遂行する「大・中小企業同伴進出支援事業」に参加中のデジタルヘルスケア分野の国内企業8社がタイ現地の大型病院、医療関係者、医療機器バイヤーなどと相談を進めた。AIS、TRUE、SCGなどタイのビッグテック企業も国内メーカーとの協力を議論した。

 タイ政府はデジタル基盤国家経済発展のための「タイ4.0」政策の重点事業としてヘルスケア産業を育成中だ。タイ公衆保健部も「e-ヘルス戦略ロードマップ」を樹立し、観光大国であるタイをASEAN地域の医療ハブにする構想を推進中だ。スマートヘルスプラットフォームを構築し、多様なデジタル医療ソリューションと連携したサービスも進めている。

 KOTRAのチョン・ウェヨン革新成長本部長は「全世界的に環境および人口高齢化イシューと共にデジタルウェルビーイングとスマート医療保健産業の重要性が次第に大きくなっている」とし「優秀な国内中小企業がASEAN地域のデジタルヘルスケア市場に輸出販路を開拓し、新しい協力機会を用意できるよう支援する」と述べた。




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