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韓国とベトナムがビジネスフォーラム デジタル・エネルギーなど協力策議論

2022/12/06 11:25入力

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【ソウル聯合ニュース】ベトナムのグエン・スアン・フック国家主席の韓国訪問に合わせ、大韓商工会議所は6日、ロッテホテルソウル(ソウル市中区)で「韓国・ベトナムビジネスフォーラム」を開催した。

 フォーラムには両国の企業関係者約300人をはじめ、フック氏と秋慶鎬(チュ・ギョンホ)経済副首相兼企画財政部長官も出席した。

 「韓国・ベトナム国交正常化30周年、新たなビジネスチャンスとパラダイムシフト」をテーマに開かれた今回のフォーラムでは、両国のデジタル、グリーンエネルギー分野の協力策や持続可能な未来に向けた協力課題などが議論された。

 韓・ベトナム経済協力委員長の周時普(チュ・シボ)ポスコインターナショナル社長は、昨年の両国間の貿易規模は約800億ドル(約10兆9000億円)を超え、韓国はベトナムにとって3大貿易相手国であり、最大の投資国だと説明。「自国優先主義、経済のブロック化、供給網(サプライチェーン)競争が激化する中で、経済懸案に対する両国の緊密な共同対処への努力が必要だ」と述べた。

 グリーンエネルギー協力について発表した鄭寅燮(チョン・インソプ)ハンファエナジー社長は、「韓国のエネルギー産業はインフラ投資や建設経験、年金基金を活用した金融投資余力、LNG(液化天然ガス)、太陽光、水素、ESS(エネルギー貯蔵システム)など多様なエネルギー源に対するソリューションを保有しており、ベトナムのエネルギー転換政策に寄与するだろう」と期待を示した。

 フォーラムでは、両国企業と政府間の貿易協力強化とデジタル・グリーンビジネス協力のための業務協約式も開かれ、大韓航空とベトナム航空の航空路線協力に関する業務協約(MOU)など14件のMOUが締結された。

 大韓商工会議所の禹泰熙(ウ・テヒ)常勤副会頭は「ベトナムは経済、産業発展を共にする重要なビジネスパートナーであり、経済協力だけでなく気候変動への共同対応や文化、人的交流をはじめとするグローバル転換期にわれわれと未来を共にするパートナーだ」として、製造業を中心とする経済協力を足掛かりに全産業にわたって協力できることを願うと述べた。





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