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スターバックス、「キャリーバック発がん物質事態」発生の1週間前に既に把握=韓国

2022/10/04 21:50入力

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スターバックスが顧客用贈呈品の‘サマーキャリーバッグ’から発がん物質であるホルムアルデヒドが検出された事実を既に内部で報告を受けていたのに無視したという指摘が提起された。

今回の事態は7月21日、ある会社員匿名コミュニティで自身をFITI試験研究院職員だと明らかにした利用者が「(キャリーバックに対する)試験を行い、ホルムアルデヒドが検出された」という文章を載せて触発されたが、スターバックスはそれより1週間前の13日に事態を認知していたという。

イ・スジン(李秀眞)共に民主党(野党)議員は4日、政府セジョン(世宗)庁舎で行われた環境部国政監査に証人として出席したスターバックスコリアのソン・ホソプ代表との質疑でこのように明らかにした。

李議員は「(シンセゲ〈新世界〉グループの)監査チームに確認したところ、証人は7月13日(今回の事態に対する)報告を受けていた。われわれが調査した時は『そうではない』と言っていたが、グループ監査チームでは知っていた」と指摘した。

さらに「証人は(検出)結果を確認しても国民を危険にさらし続けた。事態がメディアを通じて知らされると国家技術標準院が資料提出要求をして調査に乗り出したが、その時になってスターバックスは謝罪文を掲示した」と強調した。

続いて「7月22日になってようやくスターバックスは初の案内文を通じて法的には問題がないものの、コーヒークーポンに交換するというあきれる内容を公示した。良心のある職員の公開がなかったら、(引き続き)国民の健康を人質に金を稼いでいただろう」と付け加えた。

ソン代表は李議員の質疑について「(被害補償に)最善を尽くす予定だ。真摯(しんし)な姿勢で問題解決に責任を果たす」と答えた。

今回の物議はスターバックスが5月末から約2か月間、顧客に贈呈または販売したキャリーバッグから1級発がん物質であるホルムアルデヒドが検出され、大きくなった。

スターバックスは7月、公式謝罪文を発表してキャリーバッグを回収する一方、補償と交換対策を並行すると明らかにしていた。

ホルムアルデヒドは刺激的な臭いと毒性を持つ物質で、世界保健機関(WHO)傘下の国際がん研究所では1群発がん物質に分類されている。




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