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胎児を奪おうと妊婦を殺害した米20代の女…検察は死刑を求刑=韓国報道

2022/10/04 16:19入力

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米国・テキサス州で、胎児を横取りするため妊婦を殺害した20代の女が有罪を言い渡された。

 3日(現地時間)、米ニューヨーク・ポストによると、テキサス州北東部ボウイ郡の陪審員は、2020年11月に被害者Rさん(21)を殺害後、腹を切って胎児を奪おうとした容疑で女T(29)に有罪判決を下した。

 3週間前に実施された最終尋問でTの弁護人たちは「Tが胎児を奪おうとした行動が幼児拉致容疑に該当しない」と主張。男性6人、女性6人で構成された陪審員団に、「事件発生当時、胎児は既に死亡していた。生きて生まれてこない人を拉致するのは不可能だ」と訴えた。

 しかし、事件を受け持った地方検事は「T被告がRさんを殺害し腹を切った際、胎児の心臓に拍動があったという多数の医療専門家の所見をもとに、T被告に殺人容疑だけでなく、幼児拉致容疑も適用すべきだ」と強調した。共に弁論に出席した別の検事は、Tが殺人を犯す前に周囲に自身が妊娠中だとうそをついてきた事実があると明らかにし、「T被告は事件を操作しようとし、うそを貫いている。T被告は自身の行動に責任をとるべきだ」と述べた。

 一方、有罪判決を受けたTに対する処罰手続きは、来る12日から始まる予定だという。ニューヨーク・ポストは「検察側は死刑を求刑したが、陪審員たちは仮釈放なしの終身刑を選択する可能性もある」と付け加えた。




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