ネオウィズ・ポリゴン、ブロックチェーンゲームプラットフォーム｢Intella X｣構築へ

2022/08/12 11:37入力

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「NeoWiz（ネオウィズ）」が、「Polygon（ポリゴン）」と共にブロックチェーンゲームプラットフォーム「Intella X」を構築する。

　9日、ソウル市内にあるグランド インターコンチネンタル ソウル パルナスで開かれたブロックチェーンカンファレンス「2022(KBW 2022)：IMPACT」で、「Polygon」のマイケル・ブランクCOO（最高運営責任者）は、「NeoWiz」と「Polygon」がパートナーシップを結び、「NeoWiz」のブロックチェーンゲームプラットフォーム「Intella X」構築のために協業すると電撃発表した。

　この日、「NeoWiz」のペ・テグン共同代表も出席し、「Intella X」の核心的な価値、方向性などについて紹介した。

　「Intella X」は、脱中央化の価値を実現するウェブ3.0 ブロックチェーンゲームプラットフォームだ。ブロックチェーンゲーム基盤のゲーム開発および運営とゲーマーらに最適化した環境を提供するゲーム中心のプラットフォームとして、DeFi（ディーファイ）サービスに特化したNEOPIN（ネオピン）プラットフォームとは異なる戦略で運営される。「Intella X」のガバナンストークンはIX（アイエックス）としてイーサリアムネットワークで発行され、「Intella X」は「Polygon」ネットワークに構築される。”ブリッジ”を通して2ブロックチェーンネットワークが連結され、「Intella X」は今後さまざまなメインネットと連結されるマルチチェーンゲームプラットフォームとして発展させる計画だ。

　「Intella X」は年内の正式オープンが企画されており、「NeoWiz」が保有するゲームラインナップを独占的にオンボーディングする。先にグローバルサービス中のソーシャルカジノゲーム「House of Poker」、「House of Slot」の2種類をP＆Eバージョンで披露し、「猫とスープ」IPを活用したゲーム2種類と「A.V.A」、「Crypto Golf Impact」なども順次オンボーディングする予定だ。

　また、「Intella X」プラットフォームで使用される「IX Wallet」もオープンする。ゲームサービスに最適化されたウェブ3.0基盤の”財布サービス”として、IXおよびゲームトークンなどのデジタル資産に対する使用性と接近性を高める一方、利子農業など金融サービスと脱中央化取引所の「DEX」、「ブリッジ」、「NFTローンチパッド」、「NFT取引所」などブロックチェーン関連のさまざまなサービスを結合する計画だ。

　「Polygon」は、イーサリアムの拡張性と保安性を高めるために構築された代表的なLayer 2だ。安い電気代と速い処理速度を強みにゲームサービスに最適化されたメインネットとして脚光を浴びている。先ごろ、初のイーサリアム拡張ソリューション「zkEVM」を発表、これを通して高い拡張性、イーサリアムメインネットレベルの保安提供などを実装している。

　「NeoWiz」のペ・テグン共同代表は「『Intella X』は協力者中心の生態系だ。『Intella X』が持続可能となるように寄与するすべての開発者、利用者らに非常に親和的なプラットフォームになるだろう」とし、「『Polygon』と積極的に協力し、『Intella X』だけの生態系を拡張、成長させていく」と明かした。