米日韓3者で北朝鮮へ圧力、｢核開発、北朝鮮・中国・ロシア連帯｣へ対抗＝韓国

2022/06/30 18:01入力

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米日韓首脳が、北朝鮮の武力挑発の抑制と朝鮮半島非核化に向けて意見を合わせていく中で、北朝鮮の反応に関心が集まっている。核開発放棄は期待が薄い中、中国とロシアとの関係を通じて「米日韓VS北中露」新冷戦体制が強まるという見通しが出ている。

ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領、バイデン大統領、岸田首相は29日（現地時間）、北大西洋条約機構（NATO）首脳会議での3者協議で安保協力を強化することで合意した。米日韓の首脳が一堂に会したのは4年9か月ぶりとなり、北朝鮮の核およびミサイル脅威に対する共同対応の意志を示した。経済制裁だけでなく「目には目、歯には歯」として相互主義に基づいた抑制力強化の意志も示した。

北朝鮮に対する米日韓の圧迫が一層強くなったが、核兵器開発放棄の可能性は低いというのが専門家たちの分析だ。北朝鮮が米日韓連帯に対抗して、中朝あるいは中朝露の関係で対応するものとみられる。

米日韓首脳が一堂に会した日、北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙”労働新聞”は「自力更生を目標に掲げ、党中央の構想実現のための総進軍の歩幅をより一層大きく進むべし」として、自力更生および対外圧迫に対する正面突破の意志を示唆した。