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米韓北核代表「北の挑発に国連安保理の新たな決議含めた強力措置を推進」

2022/04/05 07:54入力

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米韓両国は、北朝鮮によるICBM(大陸間弾道ミサイル)試験発射をはじめとした度重なる武力挑発に対して、新たな国連安全保障理事会決議の推進を含め、強力に対応するという立場を改めて確認した。

4日(現地時間)米国務省のソン・キム対北特別代表とノ・ギュドク(魯圭悳)朝鮮半島平和交渉本部長は、米ワシントンDCの国防省庁舎で会い、北朝鮮の挑発を含め域内の外交・安保の懸案について意見を交換した。

キム代表は協議後、記者たちに「我々は、最近のICBMを含めた北朝鮮の弾道ミサイル発射に対する糾弾を改めて確認した」とし「これ(弾道ミサイル発射)は、複数の国連安保理決議の違反だ」と伝えた。

また「我々は北朝鮮の挑発行為に対して、断固とした対応で協力していかなければならない」とし「我々は、緊張を高める北朝鮮の行為に対する国連安保理の強力な対応の重要性に同意した」と語った。

つづけて「私は新たな安保理決議を目指すため、ノ本部長およびそのチーム・国連の同僚たちと協力することを望む」と付け加えた。

米国が新たな国連対北決議の推進を明らかにしたのは、米国本土全域が射程距離圏内に入ったICBM発射により、北朝鮮が「レッドライン」を超えたことにつづき、核実験準備情況が捉えられるなどさらなる挑発の動きをみせていることから、一層厳重な警告に乗り出したものとみられる。

一方、ノ本部長は今回の協議で「北朝鮮の挑発に対して、断固として対応することが重要だという共同の立場を改めて確認した」とし「特に3月24日の北朝鮮によるICBM発射は、多数の国連安保理決議の違反であることを踏まえ、新たな決議推進を含め強力な措置を推進することが必要だということで意見が一致した」と語った。




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