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弟の前で女子中学生の胸触った70代医師、「男の子かと…」と”失礼な”弁明=韓国

2022/01/21 10:37入力

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韓国の病院内エレベーターで、女子中学生の胸を触った70代医師に実刑判決が下された。

 20日、テジョン(大田)地裁は児童・青少年の保護法に関する法律違反(強制わいせつ)容疑で起訴されたA被告(72)に懲役1年6か月を言い渡した。

 また性暴行治療プログラム履修40時間、児童・青少年関連機関および障害者福祉施設への就業制限3年を命じた。

 2020年9月、A被告は大田市内にある病院のエレベーターを待っていた被害者Bさん(14)を見て「ちょっと痩せないとね」と言いながらBさんの胸を触った疑いをもたれている。当時、現場にはBさんの弟もいる中でA被告は犯行に及んだ。

 裁判でA被告は「Bさんを男の子だと思った」と弁明し犯行の事実を否定したが、裁判官は幼い被害者が性暴行によって苦しんでいる中で、再び苦しめるような陳述をしたとして「簡単に想定するのは難しい」と判断。また裁判所は、A被告の犯行時、Bさんを女子と認識することはできたとして、A被告の主張を退けた。

 裁判所は「犯行経緯や手法、場所などを見たとき、罪質が不良だ」とし、「A被告が、納得できない釈明を一貫している点、被害者を自ら探しに行った点、被害回復のための努力を全くしていない点などを考慮した」と量刑理由を説明した。




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