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自営業者の防疫規則違反、「1ストライク・アウト制」から「2ストライク・アウト制」に=韓国

2022/01/21 11:39入力

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自営業者・小商工人が防疫規則に1回でも違反すると営業停止10日の処分を受けることになっている「ワンストライク・アウト制」が、2回の違反で営業を中断する「ツーストライク・アウト制」に変わる。

韓国疾病管理庁はこうした内容の「感染病の予防および管理に関する法律の施行令・施行規則」改正案に対する立法予告を21日から26日まで実施すると明らかにした。

出入り名簿の作成、マスクの着用、ワクチン接種証明の確認などの防疫指針に従わなかった場合に付加されていた行政処分の水準が1段階ずつ緩和され、初めての違反時の「警告」措置が可能となった。

現在は1回の防疫指針違反で運営中断10日、2回目で20日、3回目で3か月、4回目で閉鎖命令など、1回違反しただけで店を閉めなければならなかった。今後は1回目の違反で警告措置が下される。その後、2回目の違反で運営中断10日、3回目で運営中断20日、4回目で運営中断3か月、5回目以上で閉鎖命令という流れに変わる。

施設の管理者・運営者が防疫指針に従わなかった場合に付加される過料の処分基準が細分化され、付加の水準も調整される。

具体的には、現在1回目の違反で150万ウォン(約14万円)、2回目で300万ウォン(約28万円)と、2段階に分けて付加されていた過料の付加基準が、1回目50万ウォン(約4万7000円)、2回目100万ウォン(約9万5000円)、3回目以上200万ウォン(約19万円)に変わる。

疾病管理庁は立法予告期間中に国民の意見を十分に聞き取った後、改正案を確定する予定だ。




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