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オミクロン株の拡散で、米国の「欠勤者」880万人…パンデミック以降「最大」

2022/01/21 09:41入力

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米国では新型コロナウイルス感染症“オミクロン変異株”が拡散したことで、ここ2週間の欠勤者が「880万人」を記録した。

これは新型コロナパンデミック以降、最も多い規模である。

ワシントンポスト(WP)は20日(現地時間)、米国人口調査局の統計を引用し先のように報道した。

人口調査局によると、昨年12月29日からことしの1月10日までのほぼ2週間、新型コロナの感染などの理由で880万人が欠勤した。この期間職場に出てこなかった労働者は、昨年12月初めの2週間に比べて3倍も多かった。

またこれは、人口調査局が新型コロナ大流行が始まった2020年4月から欠勤者の統計を公開して以降、最も多い数値である。これまでの最大値は、昨年1月の660万人であった。

WPは「記録的な数の労働者たちが欠勤したことで労働力不足問題は悪化し、労働市場問題が一層複雑になっている」と伝えた。

世界有数の会計事務所“グラントソントン・インターナショナル”のエコノミストであるダイアン・スォンク氏は「不幸にもオミクロン株が起こした最も大きな問題は、感染への恐怖ではなく深刻な労働力不足だ」と指摘した。

企業会計コンサルティング企業“RSM”のエコノミストは「労働力不足は、企業の生産力低下を招くことになる」とし「米企業のほとんどが、第1四半期の成長率展望値を下向修正するだろう」と予想した。




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