米国務長官「北朝鮮の挑発は関心を引くため…以前からそうだった」
2022/01/14 09:39入力
米国のブリンケン国務長官は13日(現地時間)、最近の北朝鮮の相次ぐミサイル発射について「北朝鮮の行動の一部は、関心を引こうと努力しているものだと考える」と明らかにした。
ブリンケン長官はこの日、MSNBCに出演し、「(挑発を通じて関心を引こうとするのは)北朝鮮は過去にもそうだったし、継続するだろう」と述べた。バイデン政府発足後、米朝対話が膠着状態に陥り、北朝鮮が挑発を通じて米国などの国際社会の注目を集めようという意図があるということだ。
「数か月前、私たちは北朝鮮とともに朝鮮半島の完全な非核化に向けた道を模索できるかどうか知るために、前提条件なしに北朝鮮と関わる準備ができていることを明らかにした」とし「残念ながら北朝鮮は回答がなかっただけでなく、最近新しいミサイル試験発射をした」と述べた。
ブリンケン長官は「これは国連安全保障理事会決議に違反する危険なもの」とし「北朝鮮を制裁するだけでなく国連、韓国、日本のような主要パートナーと共に深く関与している」と強調した。
ブリンケン長官は前日の声明でも、「米国は北朝鮮の大量破壊兵器(WMD)と弾道ミサイル計画に対処するため、あらゆる手段を使う」と強く警告した。