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強制労働賠償関連「特許権差し押さえに不服」とする三菱重工業の再抗告を棄却=韓国裁判所

2022/01/11 14:53入力

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三菱重工業が、日本統治時代の強制労働に関連した賠償のための「特許権差し押さえ」を不服とし起こした再抗告が最終的に棄却された。

 11日、韓国法曹界によると、最高裁は昨年12月27日、三菱重工業が強制労働者だったパク・ヘオクさんを相手に申請した特許権差し押さえ命令再抗告を審理不続行棄却した。審理不続行棄却とは、裁判所が再抗告対象ではないと判断する事案を審理せず、そのまま棄却することを意味する。

 これに先立ち最高裁は2018年11月、三菱重工業が日本統治時代に動員され強制労働した韓国人と遺族らに慰謝料を支払うよう判決を確定していた。

 しかし、三菱重工業はこの判決に従わず、裁判所は三菱重工業の韓国内商標権2件と特許権6件を差し押さえる強制手続きを決定した。差し押さえ申請の商標権2件と特許権2件については、再抗告棄却が確定し、特別現金化が命じられた状態。三菱重工業は、特別現金化命令にも不服を唱え、テジョン(大田)裁判所で法的手続きを続けている。また、そのほかの差し押さえ申請特許権2件も特別現金化命令に進むとみられている。




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