日本国民10人中8人が日常的に心配や不安を感じる…新型コロナの影響=韓国報道
2022/01/08 23:54入力
日本国民の10人に8人が日常的に心配や不安を感じていることが分かった。
内閣府が7日(きのう)に発表した昨年度の国民生活に関する世論調査結果によると、普段から心配事があったり不安を感じているかについて問う項目で、77.6%が「そうだ」と回答した。
今回の回答の割合は関連項目の調査記録が残っている1981年以降で最も高い割合だった。
日本政府は新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)が影響を及ぼしたものと分析した。
実際に心配している対象や不安を感じている具体的な内容(複数回答)として、60.8%が新型コロナと関連があると見られる「本人(回答者)の健康」を挙げた。
老後生活(58.5%)、今後の収入(55.0%)が後に続き、家族の健康を取り上げた回答者の割合も51.6%を占めた。
現在の生活に満足しているかについて問う項目では「満足している」という回答の割合が55.3%で、直前の2019年の調査時(73.8%)と比べると18.5ポイント低下した。
日本国民が政府に最も望んでいる事項としては医療・年金など社会保障制度の改善(67.4%)、新型コロナへの対応(65.8%)、景気回復対策(55.5%)の順で回答率が高かった。
今回の調査は昨年9~10月に全国の18歳以上の男女3000人を対象に、郵便方式で行われた。
内閣府は2019年まで面接方式で進めていた同調査を新型コロナの流行初年度である2020年には調査を中止し、昨年郵便方式で再開した。