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李在明候補の長男、「今月8日にもポーカー賭博400回」...大統領選のリスク高まる=韓国

2021/12/18 07:43入力

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韓国与党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)大統領選候補の長男(29)が、先週も不法賭博サイトで数百回にわたりポーカー賭博をしていたという疑惑が韓国メディアによって提起された。長男の賭博行為が一時的な逸脱行為ではなく、常習的な賭博ということだ。今後、李候補がこうした「息子リスク」をどのように突破するのか、注目が集まっている。

 17日、韓国メディアの「テレビ朝鮮」は、ある違法賭博サイトで李氏の長男と思われるIDの利用者が、8日午前だけで数十万ウォン(数万円)がかかったポーカーゲームを400回にわたり行ったという疑惑を提起した。李候補の選挙対策委員会も前日、長男が最近までポーカーをしていた事実が確認されたと認めていた。しかし、李候補が大統領選挙の選挙活動を行っていた先週も賭博に明け暮れていたことは同日初めて明らかになった。

 先に、同委員会の関係者はテレビ朝鮮とのインタビューで「私たちも(賭博について)積極的に確認しようと努力している段階」とし、「その過程で明らかになったものは、すべて法的なものを含めて無限責任を負う覚悟」と述べていた。

 不法賭博騒動に続き、長男の銀行預金にかかわる疑惑も浮上した。李候補がキョンギ(京畿)道知事のときに提出した「公職者財産資料」をもとに調べたところ、長男の預金が2019年に87万ウォン(約83400円)から2020年に5004万ウォン(約479万円)に急増したことが分かった。この点を指摘するメディア報道も相次いだ。長男はこれまで金融会社でインターン社員として働いていただけなので、どうして預金が急増したのか、疑問が上がっている。

 これについて同委員会の関係者は、この日、党本部で「長男の預金が5000万ウォンほど増加した理由は何か」という取材陣の質問に「分からない」と答えた。

 長男の「買春疑惑」も不法賭博より大きなリスクになる可能性があると指摘されている。これに先立ち、長男がポーカーコミュニティに書いたと思われる「マッサージ店の口コミ」投稿に、女性を侮辱するわいせつな表現があり物議をかもしている。

 これについて李候補は17日午前、ソウル市内の党本部で記者団に「私も詳しく分からないが、本人が(買春は)本当に違うと言っている。親としては信じるしかない」と述べた。




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