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温室ガスを今すぐ減らさなければ…2100年「地球の温度が4度上昇」「800ミリの豪雨」

2021/12/10 07:38入力

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「今の流れのまま温室ガスの排出が増加し続ければ、2100年には全地球の平均温度は約4度上昇した19度に達し、地域では一日の雨量が800ミリ以上の気候変動まで誘発される恐れがある」という予測が発表された。

基礎科学研究院(IBS)のアクセル・ティマーマン気候物理研究団長の研究チームは、米国立大気研究センターの研究陣と共に、人間の活動が大気・海洋・陸地・雪氷圏など生態系全般にわたって変化をもたらす強力な証拠を提示した。15か月にわたった前例のない規模の地球システムモデルの大規模アンサンブル・シミュレーション・プロジェクトを実施した結果である。

この共同研究陣は最新の地球システムモデルを用いて、1850~2100年期間の平均気候だけでなく数日周期の天気から数年周期のエルニーニョ・数十年周期の多様な気候全般の変動性を約100キロメートル空間の解像度でシミュレーションした。このシミュレーションは地球を100キロメートルの空間に分け、各空間の気温・風などを含めた多様な気候関連変数を計算することを意味する。

その結果、温室ガスの持続的な排出は平均的な気候の変化だけでなく、生態系のほとんど全ての側面で顕著な変化を起こすことが確認された。2100年には全地球の平均温度が2000年対比で約4度上昇し、雨量は約6%増加することになる。

IBS気候物理研究団のキス・ロジャース研究員は「温室ガスの排出により豪雨・酷暑などのような厳しい気候の強さと頻度が変化することはもちろん、季節の周期までも影響を受けることが確認された」と説明した。




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