韓国の造船受注量、5年ぶりに「最大」
2021/11/09 12:15入力
韓国の造船企業が、10月1か月間の世界船舶発注量の半数を占め、5年ぶりに最も多い受注残高を確保した。
9日、英国の造船海運市況分析企業「Clarksonsリサーチ」によると、10月の全世界船舶発注量は213万CGT(標準貨物船換算トン数/71隻)と集計された。
韓国が112万CGT(26隻/52%)を受注し、1位となった。また、中国が81万CGT(35隻/38%)で後に続いた。
ことし1~10月の累積船舶発注量は計4099万CGTで、昨年の同期間より162%増加した。これは、2013年の4698万CGT以来、8年ぶりに最も多い水準となる。